この記事ではポーカーが初めての方でも分かりやすいように、ポーカーのルールや役の強さ、プレイのコツ等についてご紹介していきます。
ポーカー(Poker)は世界中で幅広い年齢層から愛されるトランプゲームの1つです。ルールがシンプルな一方で奥が深く、心理戦も楽しめる魅力があります。
実はポーカーには様々な種類がありますが、基本となるルールは一緒です。このルールを覚えてしまえば、追加のルールを覚えるだけで、様々なポーカーが楽しめる様になります。
ポーカーのルール
ポーカーのルール/ゲームの目的を一言で言うと『5枚の手札の組み合わせ(役)をより強くすること』です。参加したプレイヤー同士がゲーム中に揃えた役の強さを競い合うと考えて下さい。
ポーカーで使用する物
ポーカーで使用する物は、トランプのみです。通常の52枚のカード(+ジョーカー)で構成されたトランプで大丈夫です。
プレイヤー数
基本的に2人から約10人までとなります。大人数すぎると、状況を把握するのが難しなる事もあるので、オススメの人数は3人から6人くらいです。
カードの強さ
ポーカーにはカードに強さがあり、基本的に大きい数字の方が強いと見做されます。ただし、Aは一番強いです。また、他の多くのトランプゲームと同じく、ジョーカーは最強のカードで、好きなカードとして使用できます。
ポーカー役の強さ
冒頭でも述べた通り、ポーカーは役(カードの組み合わせ)で勝敗が決まります。そして役が同じ強さの場合は、上記のカードの強さを参考に勝敗を決めます。
ワンペア
同じ数字の組み合わせが1組揃っている状態。ワンペア同士で競う場合は数字の強さで勝敗が決まります。数字の強さは以下をご参考に。
ツーペア
同じカードが2組揃っている状態。ワンペアとツーペアで競う場合、どんな最強のワンペア(AとA等)よりもツーペアの方が強いです。また、ツーペア同士で競う場合はより高い数字のペアを持っている方が強いです。
スリーカード
同じカードが3枚揃っている状態。当然ワンペアよりもツーペアよりも強いと見做されます。
ストレート
スリーカードよりも更に強いのがストレート。5つの数字が連続している状態をさします。ちなみに一番強いストレートはAから10までの連続になります(A, K, Q, J, 10)。
フラッシュ
同じマーク(ダイヤ/スペード/ハート/クローバー)が5枚揃っている状態をさします。フラッシュ同士で競う場合は相手よりも1枚でも高い数字が含まれている方が強いです。
フルハウス
フルハウスはスリーカードとワンペアが揃っている状態。フルハウス同士で競う場合はスリーカードの数字の強さを基準に勝敗が決まり、スリーカードが同じ場合はワンペアの数字の強さで勝敗が決まります。
フォーカード
同じカードが4枚揃っている状態。フラッシュやフルハウスよりも出る確率が低く、より強力な役です。
ストレートフラッシュ
名前通りストレートとフラッシュ、両方当てはまる場合。つまり5つの数字が連続していて、尚且つマークが同じ状態をさします。
ロイヤルストレートフラッシュ
一番最強の役です。ストレートフラッシュが一番強い数字(A, K, Q, J, 10)で発生している状態の事をさします。おそらく一生に出るか出ないか程度の確率になります。
ポーカーの流れ・やり方
ここではポーカーの基本的なやり方、ゲームの流れを説明していきます。ここで全てを理解する必要はありません。まずは全体の流れを把握してみましょう。
ここではチップありでのルールを解説していきますが、チップは使用しなくても大丈夫です。チップの代わりにキャンディーを用意してキャンディー争奪戦なんて言うのもアリです!
ステップ1:手札の配布
まず各プレイヤーは参加チップとしてチップを1枚ずつ場に出します。親(進行役)は各プレイヤーにカードが5枚いきわたるまで配って下さい。
プレイヤーは自分に配られたカードを確認します。この際他のプレイヤーには見せないように注意して下さい。
ステップ2:アクションの選択(1週目)
親の左隣のプレイヤーから順番に「ビット」か「パス」か宣言していきます。誰かがビットをした時点でそれ以降のプレイヤーはパスができません。
それ以降のプレイヤーは「コール」「レイズ」「フォールド」のいずれかのアクションを行います。各アクションについては後のセクションで詳しく紹介していきます。
- コール(前の人と同じ枚数チップを出す)
- レイズ(前の人よりも多い枚数チップを出す)
- フォールド(チップを捨ててゲームを降りる)
*誰かがレイズをした後に一周誰もさらにレイズをしなかったら1回目のかけは終わりです。
ステップ3:カードの交換
プレイヤーはより強い手札の組み合わせを作る為、不要なカードを山札のカードと交換できます(ドロー)。
ステップ4:アクションの選択(2週目)
新しい手札を得たところで、ゲームの二週目がスタートします。チップを出すかチェック(パス)の宣言をしていきます。一週目同様、誰か1人がチップをだしたらそれ以降の人はチェックできません。
ステップ2と同じく、アクションの選択をもう一度行います。誰かがレイズをした後に一周誰もさらにレイズをしなかったら終了。手札を公開し他のプレイヤーと役の強さを比べます。一番強い役を持った人が勝ちとなり、場にあるチップを全部獲得します。
基本的なルールは以上となります。次にポーカーにおいて非常に重要な3つのアクション、レイズ・コール・フォールドについて詳しく説明していきます。心理戦やブラフ、確率についてはその後のセクションになります。
ポーカーの役の強さランキング
01.ロイヤルフラッシュ
ロイヤルフラッシュはポーカーのルール中最強の役となっています。5枚の手札の数字が5連続で続くというストレートの条件、5枚が全て同じスートで構成されている、というフラッシュの条件を両方満たしている役が下に登場するストレートフラッシュですが、ここにさらに数字の指定が加わり、10, J, Q, K, Aという5連続の数字としては最高ランクの5枚が揃った場合に、ロイヤルフラッシュとなります。日本では、ロイヤルストレートフラッシュ、と呼ばれることもあります。
英語でRoyalには王国の、王家の、という意味があり、トランプの絵札のことをroyaltyと呼ぶことがあり、Kのような絵札がずらりと並んだ様子から、ロイヤルフラシュと呼ばれるようです。
ロイヤルフラッシュの組み合わせ
ロイヤルフラッシュは、揃えてしまえばほぼ勝利が確定(対戦相手が同じくロイヤルフラッシュを揃えた場合のみ引き分けになるが、負けはない)する強力な役ですが、その分成立させるための条件も非常に厳しいです。
ロイヤルフラッシュのカードの組み合わせは10, J, Q, K, Aの5枚の数字×4つのスート分、4つのパターンしか存在しません。
ロイヤルフラッシュの確率
プレイするポーカーのルール次第で、カードの入れ替えや、共有札やワイルドカードの有無などに応じて実際にロイヤルフラッシュが揃う確率は大きく異なります。例えば、ポーカーの中でも人気のルールであるテキサスホールデムポーカーのように、5枚より多くの枚数のカードから5枚を選べるようなルールでは揃う確率が上昇します。
カードの入れ替えの影響などを除いて考えると、ジョーカーを除いた52枚のトランプのデッキからランダムに5枚の手札を選ぶ組み合わせは52C5=2598960通りとなっているため、ロイヤルフラッシュがその場合に手札に揃う確率は
4/2598960
=約0.00015%
となっています。
これは確率が1/2の出来事で例えると、コインの表が19回連続で出る確率よりも低く、かなりの回数ポーカーをプレイしない限りは、ロイヤルフラッシュは出会うことが出来ない役であるということがわかります。
02.ストレートフラッシュ
ストレートフラッシュはとロイヤルフラッシュと比べればまだ揃う可能性は高いですが、こちらも♥3,♥4,♥5,♥6,♥7のように手札の数字5枚すべてが連続しており、同時にその5枚のスートが全て同じである、という両方の条件を満たす必要がある、揃えることが難しい役です。
ロイヤルフラッシュの揃う可能性の低さを考えると、ポーカーの中で2番目にストレートフラッシュも、手札に揃えることが出来れば、勝利はほぼ間違いない役だと言えます。厳密には、ロイヤルフラッシュは単に最強の数字の組み合わせで構成されたストレートフラッシュであり、両者を区別せず、ストレートフラッシュの一部であるとみなされる場合もあります。
ルールによっては、A, 2, 3, 4, 5の5連続の数字で構成されたストレートフラッシュのことを『スティールホイール』と呼ぶ場合があります。
ストレートフラッシュの組み合わせ
ストレートフラッシュはロイヤルフラッシュとは異なり、数字の制限はないため、A,2,3,4,5や2,3,4,5,6から9,10,J, Q, Kまで9種類の数字の組み合わせが考えられます。フラッシュと同様に、それぞれの数字の組み合わせごとに♠、♣、♥、♦の四種類のスートの組み合わせも存在するため、全部で36通り存在することになります。
ストレートフラッシュの確率
したがって、ジョーカーを除いた52枚のデッキから5枚をランダムに選んだ際にストレートフラッシュが揃う確率は、ロイヤルフラッシュの9倍で、
36/2598960
=約0.0014%
となります。
ロイヤルフラッシュの時と同じように1/2の連続の場合で例えると、コインの表が連続で16回出続ける確率よりも低く、まだまだかなり可能性は低いです。
03.フォーカード
フォーカードとはその名前の通り、5枚の手札に、♦3♥3♠3♣3のように、同じランクの数字が4枚揃う役です。
ジョーカーのように、ワイルドカードと呼ばれる万能なカードを用いない限りは、1つのデッキに同じ数字のカードは4枚しか存在しないため、ワンペアのように同じ数字を揃えるタイプの役の中では最も強いものとなります。
ワンペアやスリーカードなど、他の役と同じように、数字をとって〇のフォーカード、という呼び方をします(上の画像の手札であれば、3のフォーカード)
国やルールによってはクウォッズ/クワッズ(Quads)と呼ばれる場合もあります。
また、英語圏では基本的にフォーカードではなく、この役はフォー・オブ・ア・カインドと呼ばれているため、海外でポーカーをプレイする際には少しだけ注意する必要があります。
フォーカードの組み合わせ
フォーカードでは特に揃える数字の指定などはなく、同じものが4枚揃っていれば2~Aまで、どの数字でも成立します。同じ数字4枚を揃える必要があるため、ジョーカーを用いない通常のポーカーであれば、スートは必然的に♥、♠、♦、♣となります。
フォーカードの確率
フォーカードとなる5枚の手札の組み合わせは
13C1(13の数字から1つを選ぶ組み合わせ)×48C1(残り48枚のカードから、手札の残り1枚を選ぶ組み合わせ)
=624通り
なので、52枚のカードから5枚を引いた際にフォーカードが揃う確率は
624/2598960
=約0.024%
です。
これでも非常に低確率ではありますが、ストレートフラッシュの10倍以上高い確率となっています。
04.フルハウス
フルハウスはフォーカードに次いで強力な役で、5枚の手札でスリーカードとワンペア両方が揃った場合に成立します。
3枚のランクが同じカードが揃い、残りの2枚がそれとは異なる数字のペアになっていれば、スートに関しては指定はありません。
フルハウスは英語で、家がいっぱいであることから、劇場などが満員であることを指す言葉ですが、ポーカーが現在のルールになる以前は、成立させるのに手札5枚全てが必要な役がフルハウスのみだったことに名前が由来していると言われています。
日本では現在もフルハウスと呼ぶのが一般的ですが、アメリカではハウスではなくフルボート、という呼称も比較的よく用います。
フルハウスの組み合わせ
フルハウスを揃えるためには、手札が同じ数字×3と同じ数字×2という3:2の組み合わせとなっている必要があります。
例えば、♠8♣8♥8 ♦J♥Jといった5枚がフルハウスの組み合わせとしては考えられます。
フルハウスの確率
フルハウスの手札の組み合わせは、
13(2~Aまでどの数字が3枚揃うか)×4C3(4種類のスートの内から3種類)×12(3枚揃っている数字以外の12の数字の内から一つを指定)×4C2(4つのスートの内から2つ) =3744通りあり、
52枚のデッキからランダムに5枚を引いた際に、フルハウスが揃う確率は
3744/2598960
=約0.14%
です。
フルハウスを揃える難易度はフラッシュとそこまで大きく変わらず、他の役の1つ強さが上の役都の確率の違いと比べて、かなり差が小さくなっています。
またフルハウスは既に他の役との共通点が多く、スリーカードやツーペアなどが揃っている状態でさらに強い役を目指す、などといった戦略もとりやすいため、ポーカーではかなり有効な役と言えるかもしれません。
05.フラッシュ
フラッシュは、5枚の手札のスートがスペードやダイヤ、クラブやハートのどれか一種類で統一されている場合に成立する役となっています。
スートさえ揃っていれば数字に特に指定はありません。ただし、もしスートが一種類のみ、かつ5,6,7,8,9のように数字が連続し、同時にストレートも揃った場合には上のストレートフラッシュとなり、より上位の役とみなされます。
ポーカーでは、役を成立させる条件を達成するまでに必要なカードが残り1枚となっている、という手札のことをドローと呼びますが、例えば♥3♥8♥9♥K♠Jのように、5枚の手札の内4枚のカードが同じスートである場合をフラッシュドローと呼ぶことがあります。
フラッシュの組み合わせ
ポーカーでは、役を成立させる条件を達成するまでに必要なカードが残り1枚となっている、という手札のことをドローと呼びますが、例えば♥3♥8♥9♥K♠Jのように、5枚の手札の内4枚のカードが同じスートである場合をフラッシュドローと呼ぶことがあります。
例えば以下のような手札の場合は全てフラッシュとなります。
① ♣J, ♣10, ♣4, ♣3, ♣2
② ♥10, ♥7, ♥6, ♥4, ♥3
③ ♠K, ♠10, ♠5, ♠4, ♠2
同じフラッシュを揃えたプレイヤーが複数いた場合には、強い順に数字のランクを比較することで勝敗を決定し、スート間の優劣などは存在しません。5枚のカードのうちの最も強い数字をとって〇〇-ハイフラッシュのように呼ぶこともあります(例えば③であれば、キングハイフラッシュ)
フラッシュの確率
フラッシュとなる手札の組み合わせは全部で
13C5(各スートの13の数字の中から5つを選ぶ組み合わせの数)×4(各スートの数)-40(ストレートフラッシュとロイヤルフラッシュを除く)
=1287×4-40
=5108通り
です。
このため、52枚のデッキから5枚を引いた場合にフラッシュが成立する手札となる確率は
5108/2598960
=約0.2%
となります。
フラッシュは揃える難易度は高いものの、特定の数字を引き当てる確率は1/13であるのに比べ、スートは4種類しかないため、4枚同じスートが揃い、フラッシュドローとなった場合にはそれなりにフラッシュとなる見込みがあります。
06.ストレート
ストレートはポーカーの役の中で、6番目に強いものとなっています。
3,4,5,6,7のように、5枚の手札の数字が連続している際に成立し、名前はストレートという英単語に連続した、という意味があることに由来しています。
フラッシュの際と同じく、数字が連続するだけではなくスートも一種類で揃った場合には、ストレートフラッシュとなることを除けば、ストレートを構成するカードのスートはどのようなものでも構いません。
ストレートの組み合わせ
したがって、ストレートの手札の組み合わせには多くのものが考えられ、以下のような手札は全てストレートとなります。
①♠3♣4♥5♠6♥7
②♦8♦9♠10♥J♠Q
③♦10♥J♦Q♥K♠A
ただし、③のように、AはKの次に続く数字として認められ、かつAを数字の1として扱うA, 2, 3, 4, 5もストレートが成立する連続の数字として認められますが、K, A, 2のように、Aを同時にK・2両方と繋げたような形はストレートとは認められないため、注意が必要です。
♥J♦Q♥K♥A♠2のような5枚の手札はストレートとなりません。
加えて、ストレート同士の対戦となった場合は最も強い数字を比較して勝敗を決定しますが、Aを2の前に来る数字として扱い、A, 2, 3, 4, 5の5枚のストレートを揃えた場合は、最高位の数字は5として扱われるため、これは7, 8, 9, 10, Jのようなストレートよりも弱い役となります。
このようなA~5のストレートのことをホイールと呼ぶことがあります。
ストレートの確率
5枚の手札でストレートが成立する組み合わせの数は
10(A~5から10~Aまで、連続する5つの数字の組み合わせの数)×4の5乗(各数字毎のスートの組み合わせ)-40(ストレートフラッシュを除く) =10200通りあり、
52枚のカードからランダムに5枚選んだ際にストレートとなる確率は
10200/2598960
=約0.39%
です。
5枚で行われる通常のポーカーであれば、フラッシュの約倍程度揃えやすい役となりますが、スリーカードポーカーと呼ばれる3枚のカードで行われるポーカーでは、この確率が逆転し、それに伴って役の序列も逆転、ストレートの方がフラッシュよりも強力な役として位置づけられています。
07.スリーカード
スリーカードはその名の通り同じ数字3枚が揃った際に成立する役です。
スリーカードは英語風の名前ですが、フォーカードと同じように、英語ではスリーカードとは呼ばずスリー・オブ・ア・カインドと呼ばれるため、海外でポーカーをプレイする際には少し注意する必要があります。
スリーカードの組み合わせ
スリーカードでは、手札5枚のうち、同じランクの数字が3枚揃ってさえいれば、そのスートや、残り2枚の手札のカードの制限などは特に存在しません。
ただし、既に登場したスリーカード+ワンペアで成立するフルハウスや、同じカード4枚で成立するフォーカードといったスリーカードよりも強力な役が揃っている場合はそちらが優先されます。
スリーカードの確率
5枚の手札でスリーカードが揃う組み合わせの数は13(数字の数)×4C3(4つのスートのうち3つを選ぶ組み合わせ)×12C2×4の2乗(残り2枚のカードの数字の組み合わせとスートの組み合わせ。フルハウスとフォーカードを除く)
=54912通り
であるため、52枚のカードからランダムに5枚を選んだ際にスリーカードが揃っている確率は
54912/2598960
=約2.1%
です。
スリーカードはランキングにすると一見かなり下位の役にも思えますが、これでもまだまだ揃う確率がそこまで高くない役であることがあります。ポーカーで最も一般的な役であるワンペアとツーペアに勝利することが出来るため、スリーカードを揃えることが出来れば、勝率はそこまで悪くないはずです。
08.ツーペア
ツーペアとは二つのペア、という名前の通り、同じランクの数字が2枚揃った組み合わせが二通り(計4枚)手札に存在している場合に成立する役です。
ツーペアはポーカーでは比較的よく見られ、最も揃いやすい役であるワンペアから発展させて揃えることも出来るため、狙いやすい役となっています。
ツーペアの組み合わせ
ツーペアでは、2組の同じ数字のペアさえ手札にあれば、残り1枚のカードやスートなどに関しての制限はありません。AA 33 6といった組み合わせや、JJ QQ 7といった組み合わせなど、様々なものが考えられます。
ツーペアの確率
5枚の手札でツーペアが揃う組み合わせの数は
13C2(13の数字の中から被らないように2つを選ぶ)×4C2×4C2(それぞれの数字のスートの組み合わせ)×44C1最後の一枚のカードの組み合わせ(フルハウスを除く) =123552通り
です。
このため、ジョーカーを除く52枚のカードから5枚を選んだ際に、ツーペアが成立する確率は
123552/2598960
=約4.8%
となります。
09.ワンペア
ワンペア、ポーカーの役の中では最も揃えるのが容易で、同時に最も弱い役となっています。役を揃えるのに必要なのは2枚のカードだけで、同じ数字のカードが2枚揃えば成立します。スートや、残りの手札などに条件はありません。
ワンペアの組み合わせ
ワンペアとなる5枚の手札には、ペアとなる数字やスートの組み合わせ、また残り3枚の役を成立させるのとは関係のない手札(キッカーと呼ばれる)次第で、非常に多くの組み合わせが考えられます。
ただし、同じ数字2枚が手札に揃っていても、その2枚がツーペアやスリーカード、フォーカードやフルハウスなど、ワンペアより強い役の一部となっている場合には基本的にその手札をワンペアとは呼びません。
ワンペアの確率
ワンペアが揃っており、かつより上位の役は揃っていない、という状態の手札の組み合わせは全部で
13C1(ワンペアとなる数字を選ぶ)×4C2(ペアのカードのスートの組み合わせ)×48×44×40/6(より上位の役が成立しないような残り3枚のカードの組み合わせ)
=1098240通りあり、
52枚のデッキからカードを5枚選んだ際にワンペアが揃っている確率は
1098240/2598960
=約42%
です。
カードが配られた最初からワンペアが揃っている状態のことをポケットペア、と呼ぶこともあります。
10.ハイカード
ワンペアやツーペアといった役が揃う確率はかなり高くなっているものの、場合によっては手札に何もそろわない、というケースもポーカーでは存在します。
このような手札のことをハイカードと呼び、この名前はハイカードのプレイヤー同士が対戦した場合に手札の数字の強さを比較して勝敗を決定することに由来しています。
ハイカードの組み合わせ
ハイカードは何も役が揃っていない手札を指すため、当然ながら非常に様々な組み合わせが考えられますし、数字やスートなどの条件は特にありません。
逆に、数字やスートがワンペアやツーペア、フラッシュなどといった役を構成するような組み合わせとなっていないことのみがハイカードの手札の唯一の条件となります。
ハイカードの確率
5枚の手札に何も役が揃わずハイカードとなる組み合わせの数は、全ての組み合わせからここまで見てきた全ての役の組み合わせの数を引けば求められるため、
2598960-1296420=1302540通り
で、52枚のカードから5枚をランダムに選んだ際にハイカードとなる確率は
1302540/2598960
=約50%
です。手札の入れ替えなどを行わない場合は約1/2の確率で何も役が揃わない、ということになります。
ポーカー コールの意味
コールとはポーカーにおけるアクションの1つです。コールは相手が賭けた金額と同額を賭けてゲームに参加することを言います。
基本的にポーカーにおいてコールは弱気なアクションであり、「他のプレイヤーの出方を見たい」「もしかしたらターンやリバーでハンドが強くなるかもしれない」という時に取られます。
そのため、ハンドが特に強いわけではなく、フリップやターンで開かれるカードに期待したいときにコールをします。またアーリーポジション場合、他のプレイヤーのアクションを見ることができないので、ひとまずコールをするということもあります。
その他、ビッグブラインド(BB)の額をコースすることをリンプインと言います。
コールかレイズかの選択
コールかレイズかの違いは慎重になるか、攻めるかの違いです。レイズは他のプレイヤーに対してハンドが強いことをアピールするアクションであり、特に1対1の時に効果があります。一方でコールは、自分のハンドが弱く、他のプレイヤーの出方を見たいときに行います。
ただし、「コールは弱気なアクション」というイメージを逆手にとって、ハンドが強い時にあえてコールをするプレイヤーもいます。こうすることで、他のプレイヤーにレイズをさせ、最終的に獲得賞金を上げることが可能になります。
基本的にハンドがそこまで強くない時は、コールをして様子をみるのがいいでしょう。一方でハンドが強い場合は、レイズとコールをうまく使い分けて、ゲーム展開を自分に有利なようにできます。
コーラーにならない(コールばかりするプレイヤー)
ポーカーでは、単純にコールをした人をコーラーと呼ぶこともありますが、コールばかりする人のこともコーラーと呼びます。コーラーとはポーカーではネガティブな意味で使用されており、ずるずるとチップを吐き出している人のことを意味します。
コールをしているだけでは、他のプレイヤーの獲得賞金を上げるだけでは、ポーカーで勝てません。コールばかりをするのではなく、ポジションやハンドによってレイズやフォールドなど他のアクションと使い分ける必要があります。
ポーカー ブラフとは?
ブラフとはポーカーにおいて”騙し”のことを言います。ポーカーにおいてレイズ、リレイズは強気のアクションであり、自分のハンドが強い=勝てる自信があるときに行います。
これにより他のプレイヤーは自分のハンドに自信がない場合、フォールドをしてゲームをおります。
このゲームの流れをうまく利用したのが、ブラフです。
ブラフでは自分のハンドが弱い場合でもあえて大きな金額を賭け、他のプレイヤーにハンドが強いと思い込ませます。これがブラフです。そして、フォールドに追い込むことで、弱いハンドでも勝てるようになるのです。
ブラフの種類
ブラフにはビュアブラフとセミブラフの2種類があります。
ビュアブラフとは、負けることがほぼ確実の時にレイズ、リレイズなどをして、相手をフォールドさせて勝つことを言います。ビュアブラフの場合、ターンやリバーでカードが開かれたとしても、勝つ可能性が極めて低いのが特徴です。
一方でセミブラフとは、現時点ではハンドは強くないけれど、フロップやターンで開かれるカード次第ではベストハンドになる可能性がある場合をいいます。例えば、ストレートドロー、フラッシュドローは現時点では強いとは言えませんが、ターンやリバーで強い役が成立する可能性があります。
つまり、セミブラフでは、まずブラフをして相手をフォールドすることを期待します。そして、フォールドさせることができなかった場合でもベストハンドを作って勝利できる可能性があるのが特徴です。
ビュアブラフではブラフが成功した時のみ勝利できますが、セミブラフではブラフが失敗に終わったとしても、まだ勝利できる可能性が残っているのです。セミブラフは保険付きのブラフだと考えるとわかりやすいでしょう。
ブラフは禁止されている?
ブラフはランドカジノ、オンラインカジノ(オンカジ)のいずれにおいても禁止されていません。ブラフはポーカーの戦略として認められているので、問題なく使用できます。むしろブラフはポーカーをより面白いゲームにするための1つの要素なので、積極的に使用してみましょう。
ブラフのコツ
ブラフを成功させるにはいくつかのコツがあります。ブラフをするときには以下の点に気を付けましょう。
フォールドしないプレイヤーに対してブラフはしない
ブラフをするには、正しい相手を選ぶことが大切です。例えば、他のプレイヤーのアクションからハンドを予想しないようなプレイヤーに対してブラフをしたとしても、フォールドさせることは難しいでしょう。
そのため、あなたがレイズ、リレイズしたことによって勝率が低いと判断し、フォールドできる人に対してブラフは仕掛けるべきです。初心者ではなく、ある程度ポーカーに慣れている人をターゲットにするのがいいでしょう。
テーブルでのイメージを利用する
同じテーブルで複数回プレイしているとそれぞれのプレイヤーの性格、くせが見えてきます。普段プレイに対して消極的で、あまり大金を賭けないのであれば、このようなプレイヤーがブラフをした場合の成功率は非常に高いといえます。一方で、普段からハンドに関係なくレイズ、リレイズをしているプレイヤーがブラフをしたとしても信頼できず、ハンドが強いと思わせることはできないでしょう。
つまり、ブラフを成功させるには、通常のプレイ時から守りのプレイスタイルを維持しているのが効果的です。
ブラフのしやすいボードを利用する
他のプレイヤーにブラフを信じ込ませるには、それを理論づけるボードが必要です。具体的には以下のボードの時に、ブラフの信頼度が上がります。
- 3枚のスーツがあるとき:ボードに同じスーツが3枚ある場合、フラッシュが成立していると思わせることができます。
- 連続したカードがあるとき:9,10,Q,4など、ボード上に近い数字が出ているとき、ストレートが成立していると思わせることができます。
- ボードにベアがあるとき:ボードにペアがある場合、スリーカードやフルハウスが成立していると思わせることができます。
ブラフのタイミング
ブラフをする一番いいタイミングは、相手が連敗して資金を失ってしまった時など、弱気になっているときです。
うまく流れに乗れずに負けが続く時などは、それ以上資金を失わないようにプレイが消極的になります。このような状態であれば、相手をフォールドさせることは簡単であり、ブラフが成功しやすくなります。
他のプレイヤーの資金が減っているとき、連敗が続いているときなどはブラフをする最高のタイミングとなります。
ブラフを見破る
ポーカーは単なるカードゲームではなく、お互いに観察しあったりする心理戦でもあります。そのため、プロのポーカープレイヤーであれば、他のプレイヤーの仕草や表情にも注目しています。
レイズやリレイズをした時に、普段と違う仕草をしたり、そわそわしている様子があったりしら、ブラフをしている可能性が高いと判断できます。
また、プレイヤーの中には、2回3回と繰り返し、レイズ、リレイズをしてくる人もいます。この場合、単なるマニアックである可能性が高く、ハンドに関係なく、賭け金を積んでいると考えられます。
このように他のプレイヤーのプレイスタイルや仕草などからブラフを見破ることも可能です。
心理戦が鍵を握る
冒頭でも述べた通りポーカーはギャンブルX心理戦を特徴とするゲームです。上記のルールをマスターすると同時に心理戦についても理解する事が重要となってきます。
他のプレイヤーのプレイの癖、表情、ベットの仕方等を見極めることがゲームの勝敗を動かすことも多々です。ここで相手の心理を探るにはどのような方法があるのか紹介します。
チップの積み方
チップの積み方によってプレイスタイルや趣向がよく出る傾向があり、その後のプレイ展開の鍵になる最も分かりやすいヒントの一つであるといわれています。例えばチップを綺麗に積んでいるプレイヤーは慎重派であり精神力が強く、ゲーム中にハイリスクな行動パターンは回避する傾向にあります。
一方チップを雑に置いているプレイヤーは大雑把なプレイをする。つまり、よくブラフを使い、ハイリスクな行動を取る傾向が多いと言われています。この様に相手の行動パターンを観察する事で自分の相手がどのタイプのプレイヤーで、どのようなプレイをするかを予想するヒントとなりえるのです。
虚勢のチップ
ゲームにチップを入れる際に虚勢を張ったり、攻撃的だったりするのは、そのプレーヤーが大体弱い手札を持っている状況を示します。強い手札を持っている場合には腕のいいプレイヤーは決して表面に出しません。しかし、相反して弱い手札の時に虚勢を張るのです。他のプレイヤーに「いける」と思わせたいからです。まんまと引っかからない様にしましょう。これもまた初心者をひっかけるために使われる、ポーカーにおいて最も分かりやすいヒントといえます。
カードのチェック頻度
殆どのプレイヤーは他のプレイヤーの行動を観察するうちに、自分の手札は一二回見るだけで覚えたほうがいいことを習得します。自分の手札を何度となくチェックするプレイヤーは強い役を持っており、相手の役を知りたくて仕方ない、興奮気味な様子と捉えられます。自分の勝つ確率が高いと信じてやまないパターンです。
エクスプレッション
ポーカーでとても重要なことは心理の裏を読む事です。ポーカープレイヤーは当然自分が他のプレイヤーに常に観察されている状況を把握しています。
突然大きな声で叫んだり、肩をすくめたり、ため息をついてみたりして、自分が最悪な手札を配られたふりをする。こういった行動を取るプレイヤーがいたら要注意です。実は強いハンドを持っているか、実は強いふりをしている可能性があります。チップの置き方等の他のポイントと合わせて様子を見てみましょう。
ポーカー必勝法?
ポーカーに攻略法はあります。もちろん、攻略法を学んだからといって必ず勝てるという訳ではありません。ここでいう攻略法はあくまでも勝率を上げる方法です。
定石をマスターする
まず初心者の方は、ポーカーを知ることが大切です。ルールと役の強さは必ず確認しておきましょう。ルールを覚えたら、定石を身につけていきます。例えば初手をどうするか、交換の際に何を出すべきかなど、ポーカーには一定レベルの定石があります。
しかしここで気をつけたいのが、上級者とテーブルに座る際です。上級者ともなるとプレイヤーの癖や表情などからも情報を集めてきます。もちろん定石は網羅していますし、初心者が定石通りにプレイしてくることも想定しています。ですので上級者とプレイする際はあえて定石から外れてみるのも手です。
テクニックを身に着ける
初心者、中級者が更にステップアップし上級者のレベルに自分も到達するには、地道にテクニックを勉強する他ありません。ポットコントロール、バランシング、ハンドレンジ、ブラフキャッチ、期待値の出し方等学べることは多々です。またその他に、も相手の心理状況を読み取る力、自分のマインドコントロールを身につけること等が上級者になるには必要です。
こう聞くと、ポーカーの道のりが果てしなく感じる方も多いかもしれません。
しかし大切なことは少しずつスキルを身につけていくことです。スキルを身につければ当然勝てる確率も上がり、やがては稼げる確率にも繋がっていきます。
少し強気で攻撃的に攻める。
ポーカーの強みはベットするその掛け金です。それが唯一、大金を獲得できる大きなポイントになります。 ポーカーとはタイミングと集中力の要る、攻撃性が伴うゲームで体力勝負です。そしてこのゲームの基本をマスターするにつれ、テーブルでだんだんといかに攻撃的にプレイするかのタイミングを計ることができます。
初心者はあながち単純に慎重すぎる傾向のプレイをよくします。初心者の殆どがベットすべき時にチェックして、レイズすべき時にコールしてしまいがちです。堅実なオープニングハンド、たとえばハイカードのペアまたは A-K ないしは A-Q のハンドが来たら、自分がちょうど良いと思う以上に攻撃的にプレイすべきです。
この状況はスタート時点では最高のカードなので、テーブルが満席状態のときのゲームにおいては100%弱い手札を持っているプレイヤー達を追い払う方法 – またはコンスタントにゲーム参加できる資金を強制的に出させる 方法。例えばキングのペアを十分に発揮できずに他の誰かがフロップの前に 8-4 でチェックして奇跡的にストレートを捕まえるというほど最悪状況はないのです。それらのカードを見るために投資させていち早く多くの参加者をポットから追い出すように心がけましょう。
テーブルの他のプレイヤー達があなたのことを弱いプレイヤーだとみなすことでを心配しがちなのが初心者の悪い所で慎重になりすぎます。いいかえれば強いプレーヤーの思うツボであなたがほとんどベットやレイズをしなければ、すぐあなたがプレッシャーに屈してしまう事を察ししています。ですから大金をベットしないと他のプレイヤー達があなたが強いハンドを持っていると察して、誰もが素早くフォールドし、手に入る金額が減ってしまいます。
攻撃的なプレイは大金のポットを築ける確証。ウィニングハンドを持っていたら、できるだけテーブルから資金を絞り上げるのが最善策です。これがポーカーの面白さとスリルが最も詰まったポイントです。
忍耐は必須条件
攻撃的にプレイするということは悪いハンドの時でも資金を放棄してリバーで最強のカードを掴めることばかり考えてオールインするということでは決してありません。それは確実にあっという間にチップスタックのサイズが小さくなるのは確実です。
最も基本的なポーカーに関するスマートな考え方はプレイするハンドよりも相当多くのハンドをフォールドすることです。多くのプレイヤーにとって、他のプレイヤーがゲームに興じている間ただテーブルに座っているのを観覧している事ほど退屈なシチュエーションといえるでしょう。
ここで覚える事は単に平均的法則に基づくならば、配られるハンドのほとんどは負けハンドになるということです。強いハンドを持っていないのであれば、フォールドするのがベストです。余分な労力は禁物ですから。自分のハンドの心配をする必要がないときは、他のプレイヤーをじっくりと観察できます。
要点:辛抱強く待ちの体制に徹することも必要です。そしてオッズがあなたに味方してくそこから攻撃性を活かしてポットを狙いに行きましょう。
ポーカーで古くから伝わる言い習わし
カードをプレイするのではない、プレイヤーをもて遊ぶのだ。タカノ如く目を光らせると。これは、ポーカーは状況に基づくゲームであることをスマートに表現したものです。あなたのハンドは他のプレイヤーが持っているものと比較して良いか悪いかのどちらか一つなのです。K-K は最高のハンドですが、他のプレイヤーが A-A を持っていたらキングは 82% の割合で負けます。逆の状況を考えてみましょう:あなたが A-10 を持っていて他のプレイヤーが J-J を持っているとします。フロップが 10-8-6 と出ます。突然あなたの 2 枚の 10 の札が勝つ確率がわずか 20% になってしまいます。
他のプレーヤーの手の内は気になりますよね。他のプレイヤーを観察してプレイ方法をいかに覚えるかが重要ですボード上にコワいカードが出ている時に彼がビッグブラフを使ってポットを奪おうと試みたのを見ましたか?レアなハンドだと考えて彼のベットをコールするかまたはレイズしたほうがいいかもしれません。
他のプレイヤーを読むことに集中して無意識にでる「テル (疵または癖)」をしっかりと監視しましょう。テルには、その人のプレイの仕方や細かい癖などが含まれます。例えば、一晩中コールし続けていたプレイヤーが突然巨額のレイズを仕掛けてきたときは、大体は絶対に負けることのないハンドを持っていると推測されますよね。
長期戦で臨んでプレイ
初心者プレヤーは負けも覚悟の上です。例えばエースのペアでオールインすることもあり9s のペアを持っていてリバーで 3 枚目の 9 を捕まえたプレイヤーに負けてしまうケースもあるでしょう。これらの類の負け (「バッドビート」として知られる負けるはずのない状況での負け) で自信を失わないようにしましょう。長い目で見ると、これらのエースは 9s に対して負けることよりも勝つことの方が多い事が理解できます。ポーカーで勝つことを覚えるのは長期的なプロセスで、実際のゲームで無数のハンドをプレイをこなすことがポイントです。唯一の方法は基本をしっかり押さえることで、エキスパートになるにはそれよりもはるかに多くの場数と経験が必要になります。
スキルが上達するにつれ、このポーカー攻略実践する際には最初の 3 つのヒントを念頭に置いておきましょう:慎重にプレイする、必要な時にはアグレッシブ (攻撃的に) 攻める、テーブルを凝視する。。これで、自分のプレイを常に抑制し..「ティルトモード (冷静さを欠き悪いプレイに走りたくなる衝動)」に陥るのを防げます。負けを愚かなベットの取り戻しだけに集中しないことです。バンクロールを設定 – セッションごとと長期的なものの両方に対して – したらそれを頑なに守ります。
スキルの発展・向上
勝敗の経験から多くのスキルを取得します。ポーカーはテーブルでマスターするだけのゲームではありません。ブログを読み、ポーカー戦略に関する書籍を読むことでも多くを学べます。これら以外にも数多くのポーカー関連書籍等がありますから事前にリサーチしておくのもいいかもしれません。
オンラインプレイはスキルと知識を向上させるは適切なテーブル選びが重要になってきます。「練習モード」テーブルにこぞってゲームをプレイする気のないアマチュアプレイヤーが大勢います。ですから、あらかじめ$5 以下の低賭け額トーナメントに決めておきましょう。コツコツとプレイを進めていきながらスキルアップして攻略方法をバージョンアップしましょう。
競技としてのポーカー
ポーカープレイヤーの中にはポーカーで生計を立てていくプロの方達もいます。もしもポーカーが運頼みだけならプロが生まれることはないですよね。
ポーカーにおいて心理戦、分析力、確率の見極め、定石の暗記等に優れていることは勝つ確率をあげてくれます。ポーカーのプロたちはこれらのことに長けているということです。
そのゲームの奥深さや競技性の強さはIOC国際オリンピック委員会にも認められ、チェスや囲碁の様に頭脳スポーツとして分類されています。現在では競技人口は1億人を超え、ますます人気のゲーム/スポーツです。この機会にぜひポーカーを初めてみましょう!
ポーカーの種類
ポーカーはこれまで何百年にもわたって世界中でプレイされてきました。プレイされた時代、プレイされた国、地域によって様々な種類のポーカーが生まれ、多くのバリエーションを楽しむことができるのです。
初心者向けのルールがシンプルなものから、上級者向けにルールが追加されたもの、プレイヤーが稼ぎやすいようにハウスエッジを少なくしたものなど、それぞれで特徴が異なります。
テキサスホールデム(Texas Hold’em)
テキサスホールデムは世界で最も多くプレイされているポーカーであり、ルールが簡単なのが魅力です。テキサスホールデムは1900年代初頭にテキサス州ロブスタウンにおいてプレイされていたとされており、現在でも世界中でプレイされています。
テキサスホールデムはワールドシリーズオブポーカー(World Series of Poker、WSOP)でも採用されている人気のゲームとなります。オンラインカジノでもテキサスホールデムはプレイが可能です。
テキサスホールデムではブラインド呼ばれる強制ベットが必要となります。そして、ディーラーの左側に座っているプレイヤーがスモールブラインド、さらに左にいるプレイヤーがビッグブラインドとなります。
まず、それぞれのプレイヤーには2枚のカードが配られ、ビッグブラインドの左に座っているプレイヤーからラウンドがスタートします。それぞれのプレイヤーはコール、フォールド、レイズをすることができます。
そして、最初のラウンドが終了したら、4枚のうち1枚のコミュニティカードをめくってゲームを進めてきます。
テキサスホールデムのメリット
- ルールがシンプル
- たくさんの戦略がある。
- 最も一般的であり、ほぼすべてのオンラインカジノやランドカジノでプレイできる。
テキサスホールデムのデメリット
- ボラティリティが高いという意見がある。
- 人気のゲームであるため、プレイヤーのレベルが高い。
テキサスホールデムのバリエーション
テキサスホールデムは人気のゲームであるため、さらにバリエーションが生まれています。その2つのパイナップル(Pineapple)とクレージーパイナップル(Crazy Pineapple)というゲームです。パイナップルでは通常最初にカードを2枚配るところ、3枚配ります。そして、3枚のカードから任意のカードを1枚捨ててからベットをします。クレージーパイナップルでもパイナップルと同じように3枚のカードが配られ、そのうち1枚を捨てます。しかし、クレージーパイナップルではベットする前ではなく、フロップが出てから捨てるようになっています。
セブンカードスタッドポーカー(Seven-Card Stud)
セブンカードスタッドポーカーは数十年前にアメリカで人気を集めていたポーカーです。今ではノーリミットホールデムやポットリミットオマハに人気を越されてしまいましたが、セブンカードスタッドポーカーを好んでプレイしている人もたくさんいます。
セブンカードスタッドポーカーはコミュニティカードがなく、ベット額に制限が設けられているのが特徴です。セブンカードスタッドポーカーでは最初に参加料としてアンティを支払います。そして、各プレイヤーに裏向きで2枚、表向きで1枚ずつカード配ります。
表向きのカードが一番弱いプレイヤーから時計回りにラウンドを始めます。この時カードの数字が同じ場合は、スートで弱い方を決めます。スートは弱い方からクラブ、ダイヤ、ハート、スペードとなります。そして、ラウンドごとにカードを1枚ずつ配っていきます。
最後のラウンドまで残ったプレイヤー同士でショーダウンを行い、勝者を決めます。
セブンカードスタッドポーカーのメリット
- ノーリミットホールデムをプレイしたことがある場合、すぐにルールが把握できる。
- カードカウンティングをすることで、勝率を上げることができる。
セブンカードスタッドポーカーのデメリット
- ゲームの進行がゆっくりで、退屈だといわれることが多い。
- テーブルにいるプレイヤー全員のカードを把握しようとするのが難しい。
ラズ(Razz)
ラズとはセブンカードスタッドポーカーに似たバリエーションです。そのため、ラズのルールについて確認する前に、セブンカードスタッドポーカーのルールをよく理解しておくことをおすすめします。
ラズもセブンカードスタッドポーカーと同じようにコミュニティカードなしでプレイされます。そして、ゲームを始める際に、裏向きに2枚、表向きに1枚のカードが配られます。
各ラウンドでは1枚ずつ追加でカードが配られ、ショーダウンの時に一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝ちとなります。
ラズのメリット
- カードカウンティングをすると勝率を上げることができる。
- ゆっくりとゲームが楽しめる。
- 一番弱いハンドが勝利となるので、他のポーカーのバリエーションとは違った感覚で楽しめる。
ラズのデメリット
- ベット額に制限がある。
- ランドカジノではほとんど提供されていない。
オマハハイロー(Omaha Hi-Lo)
ハイローポーカーをプレイしたことがある人におすすめなのがオマハハイローです。このゲームでは、ハンドが一番強いプレイヤーとハンドが一番弱いプレイヤーで賞金が分けられるのが特徴です。
オマハハイローでは、2枚ではなく4枚のカードが裏向きに配られます。そして、ハンドの2枚のカードを3枚のコミュニティカードから役を作ります。
ローハンドにはエイトオアベターという「8以下のカードで役を作らなければいけない」というルールがあります。8以下のローハンドを持つプレイヤーがいない場合にはポットは全てハイハンドを持つプレイヤーの総取りになります。
オマハハイローのメリット
- ゲームの難易度が低く、すぐになれることができる。
オマハハイローのデメリット
- 強いハンドと弱いハンドの両方を推測しなければいけないため戦略が複雑。
- ランドカジノではあまり提供されていない。
2-7 トリプルドロー(2-7 Triple Draw)
2-7 トリプルドローではラズと同じように一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
2-7 トリプルドローではまず各プレイヤーに5枚のカードが裏向きに配られます。この後にベッティングラウンドがあります。そして、プレイヤーが任意の数のカードを捨てて、新しいカードを受け取ることができるドローラウンドというものがあります。そして、ベッティングラウンドとドローラウンドを2回ずつ繰り返します。
最後に残っているプレイヤー同士でショーダウンを行い、一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
2-7 トリプルドローではフラッシュ、ストレート、ペアは不利となり、同じスーツがない「7-5-4-3-2」のハンドが最強となります。
2-7 トリプルドローのメリット
- ブラフなどの心理戦が楽しめる。
- テキサスホールデムなどの一般的なゲームに飽きた時におすすめ。
2-7 トリプルドローのデメリット
- ランドカジノでは提供されていないので、オンラインカジノでプレイしなければいけない。
ファイブカードドロー(Five-Card Draw)
ファイブカードドローポーカーは2-7 トリプルドローと似ていますが、一番強いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
ファイブカードドローポーカーではまず裏向きにカードが5枚配られます。そして、ベッティングラウンドとドローラウンドを2回ずつ繰り返します。ドローラウンドでは5枚のカードのうち好きな枚数のカードを交換することができます。
このようにファイブカードドローポーカーと2-7 トリプルドローのルールはほぼ同じであり、勝利するために一番強いハンドを揃えるべきか、一番弱いハンドを揃えるかが大きな違いとなります。
ファイブカードドローポーカーのメリット
- ブラフなどの心理戦が楽しめる。
- コミュニティカードがないため、推測力が求められる。
- 戦略を使用することで勝率を上げることができる。
ファイブカードドローポーカーのデメリット
- ランドカジノでは提供されていないので、オンラインカジノでプレイしなければいけない。
チャイニーズポーカー(Chinese Poker)
チャイニーズポーカーはポーカーの中でも知名度が低いバリエーションとなります。しかし、通常のポーカーとはルールが異なり、レクレーションに近いのが特徴であるため、誰でも楽しめるゲームとなっています。チャイニーズポーカーは、カジノでプレイするよりも、友人同士でプレイするのが一般的です。
チャイニーズポーカーでは4人でプレイします。
それぞれのプレイヤーには13枚のカードが配られ、この13枚のカードを使用してトップハンド(フロントハンド)、ミドルハンド、ボトムハンド3パターンの役を作らなければいけません。トップハンドは13枚のカードのうち3枚のカードを使用して作ります。そして、3パターンの役の中で一番弱くなくてはいけません。
ミドルハンドは5枚のカードを使用して作る役のことで、トップハンドより強くなければいけません。ボトムハンドもミドルハンドと同じように5枚のカードを使用して作ります。そして、3つの役の中で一番強くなければいけません。
それぞれのプレイヤーは他のプレイヤーの対応するハンドと勝負をします。チャイニーズポーカーでは事前に1ポイント当たりの金額を決めておき、勝ったハンドの数だけポイントを獲得することができます。
チャイニーズポーカーのメリット
- プレイするのが簡単。
- パイゴーポーカーに似ている。
- 13枚のカードを利用して、自由に役を作ることができる。
チャイニーズポーカーのデメリット
- 得点の仕方が初心者にとっては複雑。
- ランドカジノではほとんど提供されていない。
チャイニーズポーカーのバリエーション
チャイニーズポーカーのバリエーションとして、オープンフェイスチャイニーズポーカーというものがあります。このゲームでは、最初に13枚のカードが配られる代わりに、5枚のカードのみが配られます。そして、ラウンドごとに1枚ずつカードを引き、役を作ってきます。
チャイニーズポーカーとは違って一気にカードを見ることができないため、ギャンブル性が高いのが特徴です。
ホース(HORSE)
ノーリミットテキサスホールデム以外のゲームをプレイしたいのであれば、ホースがおすすめです。ホース、HORSEとは、Hold’em(ホールデム)、Omaha Hi-Lo(オマハハイロー)、Razz(ラズ)、Seven Card Stud(セブンカードスタッド)、Seven Card Stud Eight or Better(セブンカードスタッドポーカーエイトオアベター)の頭文字をとってつけられたゲームの名前です。
ホースではこれらのゲームを順にプレイします。そして、ホースではベット額に上限が設けられているのが特徴です。ホースは主にオンラインカジノでプレイすることができます。
ホースは2006年のthe World Series of Pokerでも採用されており、$50,000の参加料が設定されました。これはthe World Series of Pokerで最も高い参加料であり、総勢143人のプレイヤーがエントリーしました。そして、優勝したAndy Blochが、$1.700.000の賞金を獲得しました。
ホースのメリット
- 一度にいろいろな種類のポーカーを楽しむことができる。
- すべてのゲームで強いというプレイヤーはいないので、勝敗のバランスがいい。
ホースのデメリット
- ホールをプレイするには、他のポーカーゲームでの経験が必要。
- ベット額に上限があるため、退屈に感じることがある。
バドゥーギ(Badugi)
バドゥーギもチャイニーズポーカーと同じようにユニークなルールを設定しているポーカーであり、役のランキングが異なるのが特徴です。バドゥーギでも一番弱いハンドを持っているプレイヤーが勝利となります。
バドゥーギではまず、裏向きに4枚のカードが配られます。ディーラーの左にいるプレイヤーから時計回りにベッティングラウンドがスタートします。このラウンドが終了すると、プレイヤーは好きな枚数のカードを新しいカードと交換することができます。
バドゥーギでは合計4回のラウンドが行われ、ファイナルラウンドが終了した際に残っているプレイヤー間でショーダウンが行われます。
バドゥーギは2-7トリプルドローに似ていますが、役の強さが異なります。
バドゥーギのメリット
- ブラフなどの心理戦が楽しめる。
バドゥーギのデメリット
- コミュニティカードがないため、他のプレイヤーの役を予想することが難しい。
- ランドカジノではほとんど提供されていない。
ポーカーの歴史
ポーカーはカジノゲームの中でも幅広くプレイされているゲームの1つであり、世界中でトーナメントも開催されています。プロのギャンブラーも多く、カジノゲームの中でも特に知名度が高いものでしょう。しかし、ポーカーがどのように誕生したかは知っていますか?ポーカーの起源に関しては諸説あり明らかなことはわかっていませんが、多くのバリエーションがどのように誕生してきたかはとても興味深いことでしょう。
ポーカーの起源
ポーカーの起源についてはいろいろな説がありますが、その中でもペルシャのアス・ナス(as nas)というゲームというポーカーの原型だという説が有力だとされています。
アス・ナスというカードゲームではA,K,Q.J,10の4種または5種のスーツのカードを各プレイヤーに5枚ずつ配ります。そして、4カード→フルハウス→3カード→2ペア→1ペアの手役順位を競うものであり、ポーカーとルールが非常によく似ているため、ポーカーの原型だと考えられています。そして、このアス・ナスにもすでにブラフがあったとされています。
そして、18世紀後半から19世紀初頭にかけて、フランスでポケ(Poque)と呼ばれるゲームが流行しだします。これが、後にイギリス人のショナサン・グリーンがポーカーと名付け、浸透するようになったと言われています。
そして、ポーカーはアメリカへ伝わると、そこでもさらに発展を続け、1875年頃にはワイルド・ポーカーが、1900年頃にはロー・ボールとスプリット・ポット・ポーカーが生まれました。他の国、特にアジアへは、米軍基地を通じて広まったとされています。これによって日本でも徐々にポーカーがプレイされるようになります。日本では手札を隠す方式でプレイするクローズド・ポーカーが主流となっています。ただし、日本ではカジノがまだ合法化していないので、海外ほどポーカーは浸透して言えないといえます。しかし、カジノ法案が可決されたので、今後ポーカーが日本でも人気を集めるかもしれません。
ポーカーの進化
ポーカーが誕生した時はAとスーツカードのみを使用した今よりもずっとシンプルなゲームでした。しかし、1840年になると2~9のカードが追加され、現在のように1組52枚のカードでプレイされるようになります。そして、1855年になるとドローポーカーの原型が考案され、1860年以降になるとストレートとフラッシュが手役に加えられたといわれています。
さらにその後、南北戦争に従軍する兵士の間で、5カードスタッドのスタイルが定着するようになります。20世紀になるとハイ&ロウポーカーとローボールドローが誕生、1930年代後半には7カードスタッドが誕生するなど、時代と共にポーカーが進化していき、ルールが複雑化していったのです。
そして近年ではオンラインでプレイできるビデオポーカーの他、カリビアンスタッドやレットイットライド多数のポーカーが追加されています。
その他の説
ポーカーはアス・ナスを起源とする説が有力ですが、ルネッサンス時代のゲームであるプリメロ (primero) とフランスのブルラン(brelan)を原型とする説まります。さらに、中世のフランスで遊ばれた3枚のカードによるブィヨットであるという説もあります。
テキサスホールデムの誕生
ポーカーは時代ともに多くのバリエーションが誕生しましたが、今幅広く普及しているテキサスホールデムは1980年代から徐々に普及していきました。
テキサスホールデムが人気を獲得するようになった理由は、2003年から開始されるようになったWSOP(World Series of Poker)です。この大会は世界的規模で開催されるポーカーの世界大会ですが、出場するための厳しい規制はなく、アマチュアからプロまで誰でも参加することができます。
そして、それまでカジノでのトーナメント参加経験がなかったクリス・マネーメーカー( Chris Moneymaker)というアマチュアプレイヤーが、参加費1万ドルのメインイベントにオンラインサテライトから参加し、そのまま優勝してしまったのです。そして、優勝賞金として250万ドルを獲得しました。
この様子がアメリカ全土にテレビ放送されたことで多くの人がポーカーに興味を持ち始め、テキサスホールデムが爆発的に人気を集めるようになったのです。
実際にクリス・マネーメーカーの優勝によって、WSOPの参加人数は839人から2576人に増え、それに合わせて優勝賞金も跳ね上がりました。これによってテキサスホールデムがポーカーのバリエーションの中でも最も人気のものとして現在でも人気を集めているのです。
ポーカーのメリット
ポーカーには主に以下の様なメリットがあります:楽しみながらお金を稼ぐ事ができる/いつでも好きな時にプレイできる/脳のエクササイズになる
楽しみながらお金を稼ぐことができる
ポーカーである程度の実力があると、ゲームを楽しみながらお金を稼ぐことができます。中にはポーカーで生計を立てている人もたくさんいます。好きなことをして生活をしていけるのであれば最高でしょう。
また、ポーカーは世界中でトーナメントが開催されており、これで優勝すれば一気に数千万円、数億円の賞金を獲得することができます。トーナメントではプロのポーカープレイヤーだけではなく、初心者が優勝してしまうこともあります。
そのため、ポーカーをプレイすれば誰にでも一攫千金のチャンスがあるといえます。
いつでも好きな時にプレイできる
ポーカーはかつてはランドカジノでプレイするのが一般的でしたが、最近ではオンラインカジノの登場により、いつでも好きな場所でポーカーがプレイできるようになりました。これにより空き時間にスマートフォンなどからポーカーをプレイして、暇つぶしをすることができます。
隙間時間に気軽に楽しめるのがポーカーの魅力だといえるでしょう。
脳のエクササイズになる
ポーカーは運任せのゲームではなく、戦略を練って対戦相手に勝つ必要があります。相手のハンドを推測するなどポーカーでは頭を使わなければいけないため、脳のいいエクササイズとなります。
普段頭を使う機会がないという方は、ポーカーをプレイすることによって刺激を与えるのもいいでしょう。
ポーカーのデメリット
ポーカーには主に以下の様なデメリットがあります:常に頭を使う/ハードルが高く感じる人が多い
常に頭を使う
ポーカーでは常に頭を使う為、他のゲームより疲労感を感じることもあります。仕事終わりなど、気楽に楽しみたい場合は、スロットやルーレットなどのゲームの方が向いていると言えます。
ハードルが高く感じる人が多い
ポーカーは基本的に他のプレイヤーと一緒にプレイする為、入り込むハードルが高く感じる人が多いのも事実です。ですが、誰もが最初はビギナーです。無料でポーカーをプレイする、アプリでコンピューター相手に練習する、ビギナー向けのテーブルで遊ぶ、などの対策をとってみましょう。気が付いた頃にはハードルが低くなっているはずです。
よくある質問:ポーカー
ポーカーにはどんな種類がある?
ポーカーは大きくて分けて3種類。ドローポーカー、スタッドポーカー、フロップポーカーがあります。またこれらの中でも様々なルールのポーカーが派生しています。
一番オススメのポーカーの種類は?
様々な種類のポーカーがある中で、一番オススメのポーカーを決めることは難しいです。しかし1つ選ぶとしたらテキサスホールデムかも知れません。テキサスホールデムは、ポーカーの中でも今最も遊ばれている種類で、ルールを覚えるのも比較的簡単です。
ポーカーは運頼みのギャンブル?
ポーカーの勝敗を左右するのは運だけでは決してありません。ポーカーにはスキルや心理戦、戦略が必要不可欠です。運だけのゲームならプロプレイヤーは存在しないはずです。ポーカーは理論的思考力が求められる奥の深いゲームです。
ポーカーはスポーツ?
いまだに議論の挙がるこの質問。ポーカーはスポーツなのか?実はポーカーはICO国際オリンピック委員会に競技認定もされています。チェスや将棋と同じ、れっきとした頭脳スポーツなんです。
日本人ポーカープレイヤーっているの?
最近では日本人のプロポーカープレイヤーも世界で活躍しています。2012年の第42回世界ポーカー選手権大会では日本人プレイヤーの木原直哉氏が優勝しています。日本でこそプロポーカープレイヤーの知名度は低いですが、アメリカなどではなりたい職業にプロポーカープレイヤーの名が出ることも珍しくはないです。
フォールドしたら、ポットに出したベット額は無駄になる?
はい。フォールド(ゲームを降りる行為)したらお金は失います。しかし、勝率の低い手持ちで勝負し続けていても更に多額のお金を失う可能性は高いです。でしたらフォールドして次のより良い条件で戦う方が得策です。
ブラフのコツは?
ブラフをする時は相手のプレイスタイルを見極めましょう。例えば、相手は資金に余裕があるかプレイヤーか、フォールドを選択肢に入れているかなど。また出現率の低いハンドをブラフする場合は強気でレイズしないとすぐにバレてしまいます。
テレビやビデオでポーカーの大会を観ると、みんな良いカードを持っている気がする…なんか仕掛けられてる?
これはポーカーのデッキが編集(仕掛け)されているのではなく、単純に動画を編集し良い場面を放送しているだけです。